(表のレートを更新しました) [ニューヨーク 18日 ロイター] - 米東部時間 価格 利回り コード 30年債(指標 17時05分 100*09.00 2.3618% 前営業日終 100*14.00 2.3550% 値 10年債(指標銘 17時05分 99*27.50 1.6403% 前営業日終 99*27.50 1.6400% 値 5年債(指標銘 17時02分 99*21.25 0.8194% 柄) 前営業日終 99*19.75 0.8290% 値 2年債(指標銘 16時56分 99*30.38 0.1511% 柄) 前営業日終 99*30.25 0.1530% 値 清算値 前日終値 コード Tボンド先物6月 156*22.00 156*25.00 限 Tノート先物6月 132*12.50 132*11.00 限 米金融・債券市場では、米債利回りが小動きとなった。ただ米小売 大手ウォルマートや米ホームセンター大手ホーム・デポ の決算で堅調な消費需要が示され、物価の伸びは一時的という米連邦準 備理事会(FRB)の見解に異議を唱える投資家の手掛かりとなった。 10年債利回り は0.9ベーシスポイント(bp)上 昇の1.649%。 一方、物価連動国債(TIPS)と通常の国債の利回り差で、期待 インフレ率を示すブレーク・イーブン・インフレ率(BEI)は、5年 物が2.734%に上昇し10年超ぶりの高水準に接近。 10年物が2.554%となった。 ソシエテ・ジェネラルの米国金利戦略部長、スバドラ・ラジャッパ 氏は「インフレが一時的とのFRBの見解に市場は反発している」と指 摘。「インフレ期待がBEIに織り込まれているのは明らかだ」とし、 FRBによる大規模な資産買い入れプログラムの下では名目利回りでイ ンフレ懸念を判断するのは難しいと述べた。 財務省が18日実施した340億ドルの1年物財務省短期証券(T B)入札は最高落札利回りが0.055%と先月時の0.065%から 低下し過去最低を更新した。アクション・エコノミクスによると、FR Bによる事実上のゼロ金利政策の効果を反映したという。 19日には4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が 発表されるが、ジャニー・モンゴメリー・スコットのチーフ債券ストラ テジスト、ガイ・ルバス氏は議事要旨が材料視される可能性は低いとし た。 ウォルマートは18日、2022年度(同年1月まで)の利益見通 しを上方修正し、1桁台後半の伸びになると予想した。従来見通しは小 幅減だった。 また、米商務省が18日発表した4月の住宅着工件数(季節調整済 み)は年率換算で前月比9.5%減の156万9000戸と、市場予想 を上回る落ち込みとなった。 30年債利回り は1.6bp上昇の2.371%だっ た。 <ドル・スワップ・スプレッド> DOLLAR SWAP SPREADS Last (bps) Net Change (bps) GooU.S. 2-year dollar swap spread 10.25 0.25 U.S. 3-year dollar swap spread 11.50 0.25 U.S. 5-year dollar swap spread 8.25 0.50 U.S. 10-year dollar swap spread -4.00 0.50 U.S. 30-year dollar swap spread -32.00 0.25 (ーからご覧ください)
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